研修実績 2023年3月4日

北陸国際観光テーマ地区福井県地区推進協議会の通訳案内士育成研修に参加させていただきました。今年度のテーマは、「福井の伝統工芸」でした。

越前和紙の里越前そばの里タケフナイフビレッジめがねミュージアムに実際に行って、外国人観光客が通訳案内士に求められるおもてなし手法や着眼点について豊富な実績のある通訳案内士の先生から学ばせていただきました。

越前和紙の里では、パピルス館で和紙漉き体験をし、卯立の工芸館で伝統工芸士による本格的な和紙漉きを見学しお話を伺いました。紙の文化博物館では、ちょうど3月6日迄の特別企画展示が行われていて、幸運にも朝倉氏、府中三人衆、結城秀康等、名だたる武将たちの古文書を直に見ることができました。

越前そばの里で工場を見学した後、お食事処でこだわりの「おろしそば」をいただきました。越前おろしそばは、最高においしいです。

タケフナイフビレッジでは、越前打ち刃物、約700年の歴史や職人たちの工房を見学しました。また川崎和男氏による打ち刃物の作品が展示されているのですが、本当に包丁が空間を切っている感じがして素晴らしかったです。

最後は、めがねミュージアム、どうして鯖江が日本の眼鏡フレームの産地になったのか、眼鏡の歴史やフレームづくりの行程を学びました。

移動のバスの車内では、講師の通訳案内士の方から、外国の旅行客をお迎えするうえで大切な心得や重要事項、食事(ベジタリアン、ハラル、アレルギー等)のこと、インバウンド再開後の最新情報、これまで経験されたトラブルや失敗談など多く話していただきました。また、信頼できる多くのガイド仲間と関係を作っていることこそがその方の一番の強みですとおっしゃられていました。


私自身、まだまだ経験しなければならないことがたくさんあることを改めて認識し、向上心を持って取り組んでいこうと思いました。

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