大本山永平寺

永平寺は、13世紀なかばに道元禅師が坐禅修行の場として創建した、曹洞宗大本山である。現在の永平寺町にある。

樹齢700年近いといわれる杉林の中に広大な敷地を持ち、七堂伽藍(山門、仏殿、僧堂、庫院、東司、浴室、法堂)と呼ばれる建物をはじめ、大小70の堂閣が立ち並んでいる。

寺内には、230枚の花鳥図がはめ込まれた絵天井の間(傘松閣)や道元ら歴代禅師の遺骨を集めた承陽殿、お寺の中で台所にあたる大庫院、修行僧が入門する際の玄関に当たる山門など多彩な見どころがある。

現在も日本全国から来た多くの雲水(修行僧)が道元の定めた厳しい戒律によって生活し、修行をしている。

見学客は、希望をすれば坐禅や写経などを体験することができる。

 

 

大本山永平寺へのアクセス

電車とバスの場合:
1. JR福井駅まで電車で向かう。
2.福井駅から、永平寺行きの京福バス(直通急行バス「永平寺ライナー」)に乗車。
京福バスの時刻表を確認要。バスの所要時間は約30分
3.永平寺門前で下車。寺まで徒歩ですぐ到着する。

車の場合:
福井市から:国道416号線を約30分走ると永平寺に到着する。お寺の近くには複数の駐車場が点在している。

タクシーの場合:
JR福井駅からタクシーを利用すると、永平寺までの所要時間は約25~30分である。