三方五湖・レインボーライン

三方五湖は、福井県の美浜町と若狭町にまたがる、三方湖・水月湖・菅湖・久々子湖・日向湖の5つの湖の総称です。湖は水路でつながっていますが、湖ごとに水深や塩分濃度が異なり、淡水湖、汽水湖、塩水湖という多様な水環境が形成されています。そのため、淡水魚から海水魚まで、さまざまな生き物が生息しています。それぞれ性質の異なる湖が隣り合っていることが、三方五湖の大きな特徴です。

レインボーラインは、美浜町と若狭町を結び、梅丈岳周辺を走る全長約11.4kmのドライブコースです。道路からは三方五湖と日本海を眼下に眺めながら、山頂公園の入口となる第一駐車場へ向かいます。

第一駐車場からレインボーライン山頂公園へは、リフトまたはケーブルカーで約2分です。山頂公園には複数の展望テラスがあり、三方五湖、日本海、空が広がる360度の大パノラマを楽しめます。

湖と海、山々が一つの風景の中に広がる眺めは、三方五湖ならではの魅力です。季節や天候、見る方向によって湖面の色や景観が変化し、若狭を代表する絶景を楽しめます。

三方五湖レインボーライン山頂公園

五つの湖の一つである水月湖は、湖底に堆積した「年縞」で世界的に知られています。年縞とは、季節によって異なる堆積物が一年に一層ずつ積み重なり、縞模様となった地層です。水月湖には約7万年分の年縞が良好な状態で残されており、年縞から得られたデータは、約5万年前までの年代を測る国際的な較正モデルに採用されました。これにより、世界各地の遺跡や地層の年代をより正確に推定する研究に貢献しています。

福井県年縞博物館では、水月湖から採取された年縞を実物展示で見ることができます。年縞がどのように形成され、年代測定や過去の気候変動の研究にどのように活用されているのかを学べます。

年縞博物館

レインボーラインへのアクセス

公共交通機関

JR美浜駅などからタクシーを利用できる。山頂公園は県道沿いにあり、通常の鉄道や路線バスだけではアクセスしにくいため、タクシーまたはレンタカーの利用が便利。その他駅から周辺観光地を結ぶバスが、土・日・祝日を中心に運行されている(確認要)。

  • 舞鶴若狭自動車道 若狭三方ICから第一駐車場まで約10km、約20分
  • 北陸自動車道 敦賀ICから第一駐車場まで約28km、約40分

日向ゲートまたは海山ゲートから、県道三方五湖レインボーライン線へ。第一駐車場に車を停め、リフトまたはケーブルカーで山頂公園へ向かう。